\日本最高峰のスキーヤー【吉岡大輔さん】×村里元紀(インターアルペン代表)の対談がアライで実現!/~アライの魅力やスキーを語る!~

月刊誌『スキーグラフィック』の撮影でロッテアライリゾートを訪れていた吉岡大輔さん。 アライでのスキーを思い切り満喫した後、カフェ&バー【Arai ReMark】にて、インターアルペン(スキー&スノーボードスクール&ショップ)代表の村里元紀との対談に応じてくださいました!

アライは“挑戦させられるゲレンデ”!

「自由度の高さ」×「解放感が違う!」のが、魅力!

―村里

率直に、アライでのスキー、どうでした?

 

●吉岡大輔さん

楽しい!楽しかった!

昨日雨が降ったから、こんないい状況で滑れるとは思っていなかったので、正直、いい意味で裏切られました。

 

―村里

ですよね!とにかく楽しい!

アライにしかない魅力って、何か感じたものはありましたか?

 

●吉岡大輔さん

他のスキー場と違うなって感じたのは、

「自由度の高さ」、「解放感が違う」ということかな。

それが挑戦させてくれるというか、そういう気持ちになる。

 

―村里

「ちょっと横いってみようかな」とか、冒険心がでてきますよね

 

●吉岡大輔さん

「この壁一回登っちゃおうかな」とかね。

端っこを探したくなったり(笑)。

 

―村里

アライってリフトを上がっている時からもう「あそこ挑戦したいな!」ってワクワクしません?

 

●吉岡大輔さん

まさに。アライのゲレンデにはそういう気持ちにさせられました。

勝手にそっちに引っ張られるというか、「挑戦させられるゲレンデ」!

小さなころからスキーが大好き。子ども時代から目指したオリンピック

―村里
大輔さんはどういうきっかけでスキーをはじめたんですか?

 

●吉岡大輔さん
僕はニセコ生まれで。父親がスキーのジュニアチームのコーチをしていたのもあって、スキーの環境がすぐ近くにあったんです。

―村里

僕は小さい頃のトレーニングがとにかく辛かった思い出で、中高生のころに一度スキーから離れてしまったんです。大輔さんはずっとスキーが好きだったんですか?

 

●吉岡大輔さん

過酷な感じだったんだね。小さい頃は周りにそういうコーチがいなくて、割と野放しにしてくれていました。アライを滑って思い出したけど、ニセコも雪が多くて、アルペンのトレーニングだけでなくて、コーチが林の中を滑らせてくれたり、遊ばせてくれる、楽しい時間がいっぱいあった。

 

―村里

ヨーロッパやアメリカのレーシングチームの子たちを見ると、朝に練習して、午後になる前にはオフピステやパークをがんがん滑っていますよね。ニセコもそういうところがあったのですか?

 

●吉岡大輔さん

そうだね。

練習終わったら「帰るぞ」って言われる直前まで、ジャンプ台を作って遊んだり。林間コースもだけど、小さな雪崩を経験したり、昼休みもおにぎりをパパっと食べて、また遊んだり。

飽きることもなくて、とにかく夢中でしたね。

 

―村里

最高ですね!コーチの方も選手のモチベーションを上手にあげている感じがしますね。「アルペン」をして、「遊び」をして、どちらも楽しんで、「これがスキーなんだ!」という実体験があるのって素敵ですね。

―村里

大輔さんって、オリンピックは意識していたんですか?

 

●吉岡大輔さん

していたね。結構早い段階で。

スキー競技をやっていると、一番目指すのはやっぱりオリンピック。

サッカーだったらオリンピックよりW杯とか、価値観があるかと思うけれど

スキーだとヨーロッパカップ、ワールドカップ、そしてオリンピックと、小さい時から意識はしていました。

思い切り楽しみながらも技術志向型の努力家。

アライのオンピステが吉岡さんの「技術志向」を刺激

―村里

大輔さんはスキーが本当に好きですよね、魅力は?

 

●吉岡大輔さん

僕はどちらかというと技術志向型で。

トレーニングをして、できなかった動きを何度も何度も練習して、できるようになったときに喜びを感じる方だけど、今日はただただ楽しかったなぁ。

 

 

―村里

大輔さん、滑りながらすっごくニコニコしてた!

 

 

●吉岡大輔さん

勝手に笑顔になっちゃったんだよね、楽しくて。

 

―村里

一度離れてしまったという話をしましたが、僕は今すごくスキーが楽しくなって。

 

 

●吉岡大輔さん

元紀のそれ、すっごく伝わってきたよ!

 

 

―村里

今日一番楽しかったのは?

 

 

●吉岡大輔さん

オフピステももちろん楽しかった中、実はオンピステが気持ちよかった!

やっぱり競技・技術志向型が出て、でもそれを楽しんでしまいましたね。改めてその楽しさに気づかされたというか。でも、今日楽しんでたのは僕だけじゃないですよね、元紀もライターさんもカメラマンも編集長も、みんな楽しそうだった!

雪山の上を飛ぶジップラインにも挑戦したい!

滞在そのものを楽しむアライのリゾート感

―村里

僕はわりと大人になってからスキー界に帰ってきて、そこでやっとスキーの自由さを感じました。表現も、楽しみ方も、スキーの後に飲むお酒とか。スキーは旅行としても文化としても、本当に幅広くて、こんなスポーツってほかにないんじゃないかなって。

 

●吉岡大輔さん

そうだね、今シーズン、実はプライベートでもアライに一度来たのですが、ホテルもプールやスパも見せてもらって、これは素敵すぎる!スキーの後の楽しみ方がたくさんあって、ここまで足を運んだら絶対ファンになるスキー場だと思う!

―村里

アライでほかにやってみたいことはありますか?

 

●吉岡大輔さん

ジップライン!雪山の上も飛べるんでしょ?

 

―村里

(今年は3月半ばから再開予定とのことです)

雪山の上もいけますよ!ウエアを着ていれば寒くない!3月やりたいですね!

 

●吉岡大輔さん

あとはトランポリンとか充実しているのもいいよね。

吉岡大輔さんの大好きなスキー場は?

―村里

国内で「このスキー場が楽しい!」というのがあったら教えてください!

 

●吉岡大輔さん

やっぱり生まれ育ったニセコは好きですね。大きくて、そういえばちょっとアライに似ているのかも。アライからもいろいろな山が見えて、ニセコは羊蹄山が見えて。

 

 

―村里

ニセコは街があるのもいいですね。

 

●吉岡大輔さん

そうそう、街ができあがっているんですよね。

 

 

―村里

ヨーロッパのリゾートだと、スキー場の周りにハイブランドのお店が並んでいたりしますよね。世界で忘れられないスキー場はありますか?

 

 

●吉岡大輔さん

ウィスラー!

スキーエリアが大きくて、街があって、ゴルフとかのアクティビティも楽しめる。やっぱり好きですね。

 

 

―村里

僕はフランスのトロワ・バレーも好きだなぁ。びっくりするほど広大で。冒険がつまったスキー場なんですが、毎年のツアーでは70歳以上の方も参加してくださるんです。

 

 

●吉岡大輔さん

すごい!そうそう、僕はオーストリアのキュータイも好きです。

逆に小さなスキー場で、ひたすら滑るあの感じも好き。

 

 

―村里

キュータイいいですね!

スキーを楽しんでもらいたい、足を運んでもらいたい!

これからのスキーに寄せる、共通の想い

―村里

今、力を入れている活動はありますか?

 

●吉岡大輔さん

今はコロナもあって大変な時期だけど、選手活動、スクール、続けています。

元紀のスクールでも取り組んでいる、「雪山の動物に詳しくなる」とか「天候や自然を学ぶ」とか、スキーだけでなくて雪山をもっと楽しんでもらえるような活動もしていきたいです。

 

―村里

共通の仲間、俳優の田村幸士さんも「ひとりのスキーヤーが、雪山にひとり連れてきたら、スキーヤーは倍になる!」っていうことを言っていますよね。幸士さんと3人のセッションもやりたいですね。

 

●吉岡大輔さん

いいね!俺がビデオを撮って、幸士くんが受付をやって、元紀のレッスンを見ようか!(笑)

 

―村里

えー!なんでですか!(笑)

 

 ―村里

大輔さん、今日は本当にありがとうございました!

春のザクザク雪でぽかぽか陽気の中、気持ちよく滑ってビール飲んで、というのも最高なので、またぜひアライに来てくださいね!

 

●吉岡大輔さん

必ず来ます!

 

吉岡大輔さんスペシャル動画!

❅ 吉岡大輔さん プロフィール ❅

 

1980年生まれ、北海道ニセコ出身。
2006年トリノオリンピックでGS4位。
技術選(全日本スキー技術選手権大会)では2013年、2016年、2018年と3回の優勝。
選手活動を続けながら、ニノックススノーパーク(新潟県新発田市)で「吉岡大輔NINOXスノースクール」を主宰。

WRITER

* kaori

ARAI BASE から、アライの魅力を発信中!雪大好き! アライに来たら、カフェ&バー「REMARK」でほっと一息・仲間と楽しいアプレスキー、ゆっくりお過ごしください♪

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